Codex コマンド大辞典 LEARN
Codex 学習 — 基礎から、やさしく。

Codex 学習(基礎概念)

Codex CLI(=ターミナルで動くコーディングAI)を使う前に、押さえておくと安心な基礎概念を16個にまとめました。コマンドを丸暗記するより、考え方を先につかむほうが応用がききます。1つずつ「一文の定義 → たとえ話 → 関連コマンド」の順で読めば、はじめてでも迷いません。

モコのひとことぜんぶ一気に覚えなくて大丈夫。まずは前半の「土台4つ」だけで、こわがらずに使い始められますよ。なお、このサイトは非公式のファンサイトです。最新は公式ドキュメントもあわせてご確認くださいね。

LEARNING PATH

学習の順路

このサイトは4ステップで進められます。いまいるのはステップ1、概念のページです。順番に進むと無理なく身につきます。

1
概念を知る(このページ)

16の基礎概念を「たとえ話」でざっくりつかみます。細かい操作はまだ覚えなくて大丈夫。

いまここ
2
コマンドを引く

気になった言葉は、コマンド大辞典で検索。書き方やモコのメモが開きます。

大辞典へ
3
頼み方をまねる

プロンプト集で、実際の頼み方の「型」を見て、そのまま使ってみます。

プロンプト集へ
4
クイズで力試し

Eラーニングで理解度をチェック。まちがえた所だけ戻って復習しましょう。

Eラーニングへ
START HERE

安全に使うための5つの道しるべ

はじめは、覚える量よりも「確認してから次へ進む」順番を大切にします。

  1. 1. はじめる前に安全を決める

    作業する場所、触れてよい範囲、確認が必要な操作を先に言葉にします。迷う操作は止めて確認します。

    安全に始めるTipsを見る
  2. 2. 公式情報と更新履歴を読む

    画面やコマンドは変わることがあります。大事な判断の前に、更新履歴と公式資料へ戻ります。

    更新履歴を見る
  3. 3. プロジェクトの約束を読む

    仕様、デザイン、作業ルールを混ぜずに読み、今回することとしないことを決めます。

    依頼文の例を見る
  4. 4. 小さく作って確かめる

    変更は小さく一つずつ。結果を確認してから次の変更へ進むと、困った場所を見つけやすくなります。

    練習問題に進む
  5. 5. 拡張機能を安全に選ぶ

    Skills、MCP、プラグインは、用途・権限・接続先を公式資料で確認してから選びます。

    基本のコマンドを探す
CODEX BRANCH

Codexで確認する枝

共通の5ステップを読んだら、Codex固有の約束・安全・拡張の順に確認します。

  • AGENTS.md と config.toml

    AGENTS.mdはプロジェクトの約束、config.tomlは動作設定です。役割を分けて、どこに何を書くかを確認します。

  • 権限とサンドボックス

    作業範囲と確認のしかたを見直します。安全設定を広げる前に、対象と影響を小さく確かめます。

  • Skills・MCP・プラグイン

    便利そうかだけで決めず、何をする拡張か、どの権限と接続先が必要かを公式資料で確認します。

SOURCE LIBRARY

公式の一次情報と、発見用のリンク

事実確認は公式の一次情報で行い、発見用のリンクは候補探しにだけ使います。

公式の一次情報

仕様や安全上の判断は、下の公式資料で確認します。

発見用のリンク

発見用です。公式の事実確認や自動導入の根拠には使いません。提供元・権限・接続先を公式資料で確認してから判断します。

確認日: 2026-09-02。料金・利用可否・コマンド・権限の詳細は、確認日付きの公式資料で確認します。

16 CONCEPTS

最初に知る土台(01〜04)

指示ファイルと、安全のための2つのつまみ(承認・サンドボックス)と、その併せ技。ここが分かると「こわくて任せられない」がなくなります。

01 AGENTS.MD

AGENTS.md(vs CLAUDE.md)

基本

プロジェクトの「約束ごと」を書いておく指示ファイル。会話のはじめにCodexが読み込みます。Claude CodeのCLAUDE.mdにあたるもので、名前と置き場所がちがうだけ、と考えると分かりやすいです。

たとえるなら新しいスタッフに渡すお店のルールブック。毎回口で説明する代わりに、紙に書いて渡しておけば、来るたびに読んでから働いてくれます。

関連コマンド/initAGENTS.mdconfig.toml

02 APPROVAL POLICY

承認ポリシー

安全

Codexが操作をする前に「やっていい?」とどれくらい確認するかの設定。on-request(必要なとき確認)/ never(聞かない)から選びます。

たとえるなら助手席からの声かけの多さ。慣れるまでは一つずつ「これ曲がっていい?」と確認、慣れたら任せる範囲を広げる、というイメージです。

関連コマンド-a on-request/permissions/approve

03 SANDBOX

サンドボックス

安全

Codexが触れてよい範囲を制限する「安全な箱」。read-only(読むだけ)/ workspace-write(作業フォルダだけ書き込みOK)/ danger-full-access(制限なし=危険)から選びます。

たとえるなら工作をするときの作業マット。「このマットの上だけでやってね」と決めておけば、机全体やほかの部屋を汚さずにすみます。

関連コマンド-s read-only-s workspace-writesandbox_mode

04 APPROVAL × SANDBOX

承認×サンドボックスの併せ技

安全

「聞く度合い(承認)」と「触れる範囲(サンドボックス)」は別々の設定。この2つを組み合わせて、安全さと自動さのちょうどいいバランスを作ります。

たとえるなら音量と明るさの2つのつまみ。別々に回せるから、場面に合わせて「静かで明るい」「大きくて暗め」など細かく調整できます。

関連コマンド-a-s-s workspace-write--yolo⚠

かしこく・自分好みに(05〜08)

考える深さ、サインインの方法、使うモデル、設定のセット。ここを整えると、速さ・料金・使い心地が自分に合ってきます。

05 REASONING EFFORT

reasoning effort(考える深さ)

効率

モデルが「どれくらいじっくり考えるか」の深さ設定。minimal から xhigh まであり、深いほど丁寧ですが、時間とトークン(=料金のもとになる文字の単位)が増えます。

たとえるなら料理の煮込み時間。さっと炒めるか、じっくり煮込むか。手のかかる料理ほど煮込む価値がありますが、なんでも長時間だと時間もガス代もかさみます。

関連コマンドmodel_reasoning_effort/model

06 LOGIN vs API KEY

ChatGPTログイン vs APIキー

準備

Codexを使う「本人確認」には2つの入口があります。ChatGPT(有料プラン)でログインする方法と、APIキー(=従量課金の鍵)を使う方法。料金のしくみがちがいます。

たとえるなら定額の乗り放題パス(ChatGPTプラン)と、都度払いのICカード(APIキー)。使い方に合うほうを選べば、ムダなく乗りこなせます。

関連コマンドcodex loginOPENAI_API_KEYCODEX_API_KEY

07 MODEL SELECT

モデル選択

効率

使うAIモデル(=頭脳のタイプ)を選ぶこと。速くて軽いものから、賢くて重いものまで。作業の難しさに合わせて切り替えます。

たとえるなら移動手段えらび。近所は自転車、遠出は新幹線。用事に合わせて選ぶと、時間もお金もムダになりません。

関連コマンド-m / --model/model--oss

08 PROFILE

プロファイル

設定

よく使う設定(承認・サンドボックス・モデルなど)の組み合わせに名前をつけて、まとめて呼び出せるしくみ。「安全設定」「高速設定」のように使い分けられます。

たとえるならスマホの「モード」。おやすみモードや集中モードのように、設定のセットに名前をつけて、ワンタッチで切り替えられます。

関連コマンド-p / --profile~/.codex/<名前>.config.toml

もっと広く使う(09〜11)

慣れてきたら、外部ツールとつなぐ・対話なしで走らせる・会話を枝分かれさせる、で使い道が広がります。

09 MCP

MCP

拡張

Codexに「追加の道具」を持たせて、GitHubやブラウザ、社内ツールなど外部サービスとつなぐ共通規格(Model Context Protocol)です。

たとえるならUSBポート。差し込み口の形が共通だから、いろんなメーカーの道具でも同じ手順でつなげます。

関連コマンドcodex mcp add/mcp[mcp_servers.<id>]

10 CODEX EXEC

非対話 codex exec

自動化

画面(対話モード)を開かず、一回きりで実行するモード。人が見ていないCIやスクリプトでCodexを使いたいときの基本です。

たとえるなら自動販売機。ボタンを押す(コマンドを渡す)と、やりとりなしで結果だけがポンと出てきます。

関連コマンドcodex exec--json-o

11 RESUME & FORK

セッションの resume・fork

セッション

セッション(起動から終了までのひとまとまりの会話)を、あとから再開(resume)したり、途中から枝分かれ(fork)させたりするしくみです。

たとえるならゲームのセーブデータ。続きからロードするのが resume、同じデータをコピーして別ルートを試すのが fork です。

関連コマンドcodex resume --lastcodex fork/resume

文脈と入力を足す(12〜14)

作業机の広さを保ちつつ、画像やWebの情報を足していく。伝わりやすさと、最新への強さが上がります。

12 CONTEXT & COMPACT

コンテキストと圧縮(/compact)

文脈

コンテキストは、AIが今の作業のために覚えている「会話・読んだファイル・指示」のまとまり。上限があり、いっぱいに近づくと動きが鈍ります。/compact は会話を要約して軽くする操作です。

たとえるなら作業机の広さ。プリントが積もるほど手が止まるので、ときどき要点だけ残して片づけます。

関連コマンド/compact/status/new

13 IMAGE INPUT

画像入力(-i, /mention)

入力

スクリーンショットや画面写真などの画像をCodexに渡して、見てもらう機能。エラー画面やデザイン案を「これ見て」と共有できます。

たとえるなら写真を見せながらの相談。言葉で説明しづらいものも、一枚あればぐっと伝わります。

関連コマンド-i / --image/mention

14 WEB SEARCH

Web検索(--search)

調べる

Codexが必要に応じてWebを検索し、最新の情報を調べながら答える機能。学習時点より新しい情報や、変わりやすい仕様を確かめたいときに役立ちます。

たとえるなら相談中に「ちょっと調べてくるね」と手元で確認してくれるアシスタント。うろ覚えのまま進まないので安心です。

関連コマンド--searchweb_search

さらに広げる(15〜16)

慣れてきたら、よく使う手順を「部品」にして再利用。決まった作業をボタン一つで呼び出せるようになります。

15 SKILLS

スキル($名前で呼び出す)

拡張

よく使う「作業の段取り」を1つに束ねて名前を付けたもの。入力欄で $名前 と打つと呼び出せます。毎回長々と説明しなくても、決まった手順を一発で始められます。

たとえるなら料理の「レシピカード」。作りたいものごとにレシピを用意しておけば、「これ作って」の一言で、手順どおりに進めてもらえます。

関連コマンド$skill-creator/skills$名前

16 PLUGINS

プラグイン(拡張の詰め合わせ)

拡張

スキル・外部アプリ連携・MCP設定などを1つに束ねて、まとめて追加できるようにした配布物。/plugins から探して入れられます。

たとえるならアプリの「拡張パック」。欲しい機能をまとめてポンと足せます。ただし、入れる前に中身(つなぐ先・渡す権限)をひと目チェックするのが安心です。

関連コマンド/pluginscodex plugin addcodex plugin marketplace add

次のステップを案内するモコ

モコのひとこと16個ぜんぶ読めたら、もう十分なスタートラインです。次はコマンド大辞典で気になった言葉を引くか、プロンプト集で頼み方をまねてみましょう。仕上げはEラーニングで力試しです。ここに書いた内容は変わることもあるので、最新は公式ドキュメントもご確認くださいね。