Read AIとは
Read AIは、オンライン会議に自動で参加し、文字起こし・要約・アクションアイテムの抽出をまとめて行ってくれるAI会議アシスタントです。2021年にアメリカ・シアトルで創業され、ZoomやGoogle Meet・Microsoft Teamsなど普段使っている会議ツールに対応しています。
「会議が終わったら議事録をまとめなければ…」という手間を、Read AIが代わりに引き受けてくれます。会議が終わると自動でメールやアプリ通知が届き、要約・決定事項・次のアクションがまとまったレポートが確認できます。議事録作成に時間をとられているビジネスパーソンにとって、大きな時短ツールになります。
主な機能をやさしく解説
- 会議への自動参加と文字起こし:設定したボットが会議に参加し、話された内容をリアルタイムでテキスト化します。自分がメモを取らなくても、発言の記録が残ります。
- 会議後の自動要約:会議が終わると、要点・決定事項・アクションアイテム(誰が何をいつまでにやるか)がまとまったレポートが届きます。長い会議も短時間でポイントを把握できます。
- 録音・録画と重要箇所のハイライト:会議の音声や映像を保存でき、重要な発言があった箇所は自動でマークされます。後から聞き返すときも効率的です。
- 多言語対応(日本語含む):16以上の言語でレポートを生成できます。国際的なチームでも、それぞれの言語でサマリーを受け取れます。
- 横断検索:過去の会議・メール・メッセージなどをまたいでAIで検索できます。「あの件について話したのはいつだったか」をすぐに探し出せます。
- Google・Slack連携:Chrome拡張を使うとGmailやGoogle カレンダー、Slack上でもRead AIの情報を確認できます。
- チーム管理機能:どの会議にRead AIが参加するかのルール設定や、レポートの共有・配布先の管理がチーム単位でできます(有料プラン)。
料金プランの選び方
- 無料(Free)で十分な人:月5回以内の会議なら、基本的な文字起こし・要約・検索を無料で体験できます。まずはここから試してみましょう。
- Pro(月15ドル前後・年間払い)が向く人:毎日のように会議がある個人・フリーランスの方。無制限に会議を記録でき、ファイルアップロード数も増えます。
- Enterprise / Enterprise+:チームで使いたい場合や、HIPAA対応・SSOなど高度なセキュリティが必要な医療・金融・法律分野の方向けです。
料金・プラン内容は変更される場合があります。契約前にかならず公式サイトの料金ページで最新情報を確認してください。
始め方
- 公式サイト(read.ai)にアクセスし、Googleアカウントなどでサインアップします。
- カレンダー連携の設定を行い、参加予定の会議にRead AIボットを追加します。
- 会議に参加すると、ボットが自動で録音・文字起こしを開始します。
- 会議終了後、メールやアプリに要約レポートが届きます。内容を確認し、アクションアイテムを関係者と共有しましょう。
ボットが会議に参加する際、他の参加者への事前の案内を忘れずに行いましょう。「本日の会議はRead AIで記録します」と一声かけるだけで、参加者への配慮と法律上のリスク回避につながります。
他のAIとの違い・使い分け
会議の記録・要約ツールとしては、Otter AIやFirefliesも有名です。
- Otter AI:英語に強く、リアルタイムの文字起こしが得意。日本語対応が限られるため、日本語会議がメインなら注意が必要です。
- Fireflies:100以上の言語に対応し、SalesforceなどCRMツールとの連携が豊富。営業チームに向いています。
- Read AI:16言語対応に加え、会議だけでなくメール・メッセージも含めた「ワークスペース全体の検索」を目指している点がユニークです。議事録作成+情報管理をまとめて改善したい方に向いています。
どれが最適かは、使う言語・連携したいツール・チームの規模によって変わります。
使うときの注意点
- 参加者への同意確認が必須:ボットが会議に録音・録画で参加するため、参加者全員への事前説明と同意が必要です。社内外問わず、運用ルールを先に整備しておきましょう。
- 精度には限界がある:文字起こしの精度は話者・環境・言語によってばらつきがあります。重要な内容は必ず自分でレポートを見直して確認してください。
- 機密情報の取り扱いに注意:社外秘や個人情報を含む会議での利用時は、データの保存・共有設定をプライバシーポリシーで確認してから使ってください。
- 料金・仕様は変わることがある:本記事の情報は執筆時点のものです。最新の料金・機能については公式サイトで必ずご確認ください。
