Otter.aiとは
Otter.aiは、AISenseが開発するAI会議アシスタントです。「会議が終わったら議事録を作る」という面倒な作業を、AIがほぼ自動でやってくれるサービスです。
使い方はシンプルで、カレンダーと連携しておくだけで、ZoomやGoogle Meet、Microsoft Teamsの会議に「OtterPilot」というボットが自動で参加し、話した内容をリアルタイムで文字に起こしてくれます。会議が終わると、決定事項やアクションアイテムをまとめた要約も自動で生成されます。
議事録を手で書く必要がなくなるので、会議中は内容に集中できます。「あの会議でどんな話をしたっけ?」という場面でも、AI Chatで過去の会議を横断検索できるのが便利なポイントです。
主な機能をやさしく解説
- リアルタイム文字起こし:会議中に話した言葉をほぼ同時にテキスト化します。誰が何を言ったか(話者識別)も自動で区別してくれます。
- AI自動要約・アクションアイテム抽出:会議が終わると、「決まったこと」「次にやること」をまとめたサマリーを自動生成。議事録作成の手間が激減します。
- OtterPilot(自動参加ボット):Googleカレンダー・Outlookと連携しておけば、スケジュールに入っている会議に自動で参加します。「参加ボタンを押す」作業すら不要です。
- AI Chat(横断検索):「先週のあの件は何て決まった?」のように、過去の会議メモを横断して質問できます。議事録を読み直す手間を省けます。
- ファイルアップロードで書き起こし:録音した音声・動画ファイルをアップロードして、テキストに変換できます。インタビューや講義の録音にも使えます。
- チーム共有・コメント:文字起こし結果をチームで共有し、ハイライトやコメントをつけて議論を振り返れます。
料金プランの選び方
- 無料(Basic)で十分な人:月に数回しか会議がない、まず試してみたいという人向けです。月300分程度の制限内なら無料で使えます。
- Pro(月10〜17ドル前後)が向く人:毎日会議がある個人ユーザー。月1,200分程度の文字起こしが使えます。年払いにすると割安になります。
- Business(1ユーザー月20〜30ドル前後)が向く人:複数人のチームで使いたい、CRM連携や管理機能も必要という場合に検討します。
- Enterprise:大規模組織や高いセキュリティ要件がある場合は個別見積で相談できます。
料金や機能の内容は変わることがあるため、契約前にかならず公式サイト(otter.ai/pricing)で最新の情報を確認してください。
始め方
- 公式サイト(otter.ai)にアクセスし、Googleアカウントまたはメールアドレスでサインアップします(無料で登録できます)。
- Googleカレンダーまたは Outlookカレンダーと連携します。これでスケジュールの会議にOtterPilotが自動参加できるようになります。
- 次の会議からOtterPilotが自動で参加し、文字起こしと要約を作ってくれます。会議後にアプリやWebで確認・共有できます。
まずは無料プランで自分の会議での精度と使い勝手を確かめてから、有料プランへの移行を検討するのがおすすめです。
他のAIとの違い・使い分け
Otter.aiは「会議の文字起こしと議事録作成」に特化したサービスです。同じジャンルでよく比較されるのがFirefliesです。Firefliesはより多くのビデオ会議ツールとの連携や、CRM(営業管理ツール)との連動が充実しています。一方、Otter.aiはリアルタイムでの文字起こし表示やAI Chatによる検索のしやすさが評価されており、個人や小規模チームには扱いやすいと言われています。
ChatGPTやClaude、Geminiのような汎用AIとは役割が違います。汎用AIはテキストで指示すれば何でも答えてくれますが、会議への自動参加・リアルタイム書き起こしはできません。「会議の記録と振り返りを楽にしたい」という明確な目的があるなら、Otter.aiのような専用ツールの方が適しています。
使うときの注意点
- 月の上限に注意:プランごとに使える文字起こし分数に上限があり、超えた分は翌月まで使えなくなります(超過分の追加課金はできません)。会議の多い月はプラン変更を検討しましょう。
- 機密情報の取り扱い:会議の内容はAISenseのサーバーに送信されます。社外秘の情報や個人情報が含まれる会議では、自社のセキュリティポリシーに照らし合わせた確認が必要です。
- 雑音・同時発言:周囲が騒がしかったり、複数の人が同時に話したりすると認識精度が下がることがあります。重要な会議では事後に見直して修正をかけると安心です。
- 日本語の精度:日本語対応はありますが、英語と比べると機能・精度に差が出る場合があります。まず無料プランで実際に試してから判断することをおすすめします。
- 料金・仕様の変更:プランの内容や価格は変わることがあります。かならず公式サイトで最新情報を確認してから契約してください。
