AIVAとは
AIVAは、ルクセンブルクに拠点を置くAIVA Technologiesが開発した「AI作曲サービス」です。名前はArtificial Intelligence Virtual Artist(人工知能の仮想アーティスト)の略で、その名のとおり、AIがあなたの代わりに音楽を作ってくれます。
使い方はシンプル。「どんなジャンルの曲にするか」「テンポは速い?遅い?」「どんな楽器を使う?」といった質問にクリックで答えるだけで、数分以内にオリジナルのBGMが完成します。楽譜が読めなくても、ピアノが弾けなくても、まったく問題ありません。
特にYouTube動画・ゲーム・ポッドキャスト・映像作品のBGM用途に人気があり、世界中のクリエイターや企業に使われています。
主な機能をやさしく解説
- ジャンル・スタイルから作曲:クラシック・ポップ・ロック・ジャズ・映画音楽・ゲーム音楽など豊富なスタイルから選べます。「こんな雰囲気の曲を作って」と指定するだけでOKです。
- 楽曲の編集:生成された楽曲は、ブラウザ上のエディタで音符・楽器・音量・テンポを後から調整できます。「もう少し明るくしたい」「この部分だけ変えたい」という微調整も可能です。
- 複数フォーマットでダウンロード:MP3やWAVはもちろん、DAW(音楽編集ソフト)で使いやすいMIDI・MusicXML形式でも書き出せます。
- スタイル学習(Influence):好きな楽曲のファイルをアップロードすると、AIがそのスタイルや特徴を学習して、似た雰囲気の曲を生成してくれます。
- 大量生成:一度に複数のバリエーションを生成して、一番気に入ったものを選ぶことができます。
料金プランの選び方
- まず無料で試したい人:月に数曲生成して雰囲気をつかみたいなら、無料プランで十分です。ただし商用利用はできず、AIVAのクレジット表記が必要です。
- 仕事やYouTubeで使いたい人:商用利用が必要になるため、有料のStandardプラン以上を選びましょう。ダウンロード上限も大幅に増えます。
- プロ・ヘビーユーザー:月に多数の楽曲が必要な映像制作者やゲーム開発者には、上限が広いProプランが向いています。
料金・プランの内容は変更されることがあります。契約前にかならず公式サイト(https://www.aiva.ai/)で最新の内容を確認してください。
始め方
- 公式サイト(https://www.aiva.ai/)にアクセスして、メールアドレスまたはGoogleアカウントで無料登録します。
- 「Create Track」などのボタンを押して、ジャンル・テンポ・楽器編成を選んでいきます。
- AIが楽曲を生成するのを数分待つと、完成した曲がブラウザ上で再生されます。
- 気に入ったらダウンロード、調整したいなら内蔵エディタで編集します。
特別なソフトのインストールは不要で、Webブラウザがあればすぐに始められます。
他のAIとの違い・使い分け
AIVAの最大の特徴は「楽器BGM専門」であることです。SunoやUdioは歌詞を入力すると歌声付きの楽曲が作れますが、AIVAはボーカルなしの演奏曲に特化しています。その代わり、MIDIやMusicXML形式での出力、ブラウザ上の楽譜編集など、音楽制作ツールとして使い込める機能が充実しています。
「歌なしのBGMを高品質で量産したい」「DAWで二次編集したい」「音楽理論を学びながら使いたい」という用途ならAIVAが優位です。歌付きの曲や、より「ポップスとして完成した楽曲」が欲しいならSunoやUdioの方が向いています。また、ナレーション音声が必要なら、ElevenLabsなど音声合成サービスとの組み合わせが便利です。
使うときの注意点
- 商用利用はプランを確認:無料プランで作った曲を商用目的(広告・販売・収益化YouTubeなど)に使う場合は、利用規約に違反する可能性があります。商用利用が必要な場合は有料プランを選び、最新の利用規約を確認してください。
- クレジット表記ルール:無料プランでは、AIVAが作曲したことを示すクレジット表記が必要です。動画の説明欄や配布物への記載漏れに注意しましょう。
- 完璧な楽曲は一発では出にくい:生成ごとに結果が変わるため、好みの曲に仕上げるには何度か生成して選ぶか、エディタで調整する手間がかかります。
- ボーカル・歌詞は作れない:AIVAで生成できるのは楽器演奏のみです。歌声が必要な場合は、別のサービスを使う必要があります。
- 価格・機能は変わりやすい:AIツールの料金やプラン内容は頻繁に変更されます。本記事の情報はあくまで参考とし、契約・課金の前に必ず公式サイトで最新情報を確認してください。
