Aider

無料

Aider AI(Paul Gauthier)

ターミナルで動くAIペアプログラマー。Gitと連携して即コミット

4.35点満点中 4.3 点
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ターミナル上で動作するオープンソースのAIコーディングアシスタント。ChatGPTやClaude・Geminiなど好みのAIモデルを接続してペアプログラミングができます。コードベース全体をマップ化して理解し、変更内容を自動でGitコミットする実践的な設計が特徴です。ツール自体は無料で、使用するAI APIの従量課金のみ発生します。

Aiderとは

Aiderは、ターミナル(コマンドライン)の中で動くAIペアプログラマーです。Paul Gauthierが2023年に作り始めたオープンソースのコーディングアシスタントで、現在はAider AIとして活発に開発が続いています(GitHubスターは2026年時点で4万以上)。

「ペアプログラミング」とは、2人のエンジニアが一緒にコードを書く開発スタイルのこと。Aiderでは、そのパートナー役をAIが担います。ターミナルに指示を打ち込むと、AIがコードを書いて変更してくれ、変更内容は自動でGitに記録されます。

大きな特徴のひとつは、使うAIモデルを自分で選べること。ClaudeやChatGPT、Gemini、さらにはパソコン上でローカルに動くモデルまで、100種類以上に対応しています。Aiderのツール自体は無料なので、使うモデルによってコストを自分でコントロールできます。

主な機能をやさしく解説

  • チャットでコードを変更:「〇〇の関数をリファクタリングして」「このバグを直して」などと話しかけると、AIが複数のファイルにまたがる変更を一括で行ってくれます。
  • コードベースマップ:プロジェクト全体の構造を自動で把握する「リポジトリマップ」機能があり、大きなコードベースでも文脈を理解した回答が得られます。
  • Gitへの自動コミット:AIが変更したコードは自動でGitにコミットされます。気に入らなければgit revertで簡単に元に戻せるので、安心して試せます。
  • テスト・Linterの自動実行:変更後にテストやlinterを自動で走らせて、問題があればAIがさらに修正を試みます。
  • 100以上のLLMに対応:Claude・GPT-4o・Gemini・DeepSeekなどのクラウドモデルはもちろん、Ollama経由でローカルモデルも使えます。
  • 画像・URLの貼り付け:スクリーンショットやWebページのURLをチャットに貼れば、それを参考にコードを書いてもらえます。
  • 音声入力:マイクを使ってAiderに話しかけることもできます。

料金プランの選び方

Aider自体は完全無料のオープンソースツールです。ただし、AIの回答を得るには「どのAIモデルを使うか」によってコストが変わります。

  • まずコストをかけたくない人:Ollamaでローカルモデルを動かせば、API料金は一切かかりません。ただしPCのスペックが必要です。
  • 性能重視でクラウドモデルを使う人:Claude SonnetやGPT-4oなどのAPIキーを取得して接続します。使用量に応じた従量課金が発生するため、最新の価格は各プロバイダの公式サイトで確認してください。
  • バランスよく使いたい人:DeepSeekやGemini FlashなどコスパのよいモデルをAPIで使うと、コストを抑えながら高品質な回答が得られます。

料金や利用条件は変わる場合があるため、使用前に各AIサービスの公式サイトで必ず最新情報を確認してください。

始め方

  1. Pythonをインストール:AiderはPythonで動きます。まだ入っていない場合は公式サイト(python.org)からインストールします。
  2. Aiderをインストール:ターミナルで pip install aider-chat を実行します。
  3. APIキーを用意:使いたいAIモデル(Claude・OpenAIなど)のAPIキーを取得して、環境変数に設定します(例:export ANTHROPIC_API_KEY=xxxx)。
  4. プロジェクトフォルダで起動:コードのあるフォルダに移動して aider と打てば、チャット画面が起動します。あとはAIに話しかけるだけです。

詳しいセットアップ手順は公式ドキュメント(aider.chat/docs/)をご参照ください。

他のAIとの違い・使い分け

ツール 特徴 向いている人
Aider ターミナル・CLI中心、Gitネイティブ、モデル自由選択、完全無料 コマンドライン派の上級者・Git重視の開発者
GitHub Copilot エディタ内リアルタイム補完、GitHub統合 VSCodeやJetBrainsを使う開発者
Cursor AI統合エディタ、GUI操作、使いやすさ重視 GUIで快適に使いたいエンジニア全般
Claude Code ターミナルベース、Anthropicが提供 Claudeを使いたいCLI派の開発者

Aiderの最大の強みは「モデルのベンダーロックインがない」点です。サービスの月額料金をどこにも払わずに、好きなAIを組み合わせてコーディングできます。ただしGUIがないため、ターミナル操作に抵抗のある方にはCursorやGitHub Copilotのほうが使いやすいでしょう。

使うときの注意点

  • AIの出力は必ず確認を:AIが書いたコードがすべて正しいとは限りません。コミット前にdiffを確認する習慣をつけましょう。
  • API料金に注意:高性能なクラウドモデルを大量に使うと、API料金がかさむことがあります。使用量と予算を定期的にチェックしてください。
  • 機密情報の取り扱い:コードベースのコンテキストがAIプロバイダのサーバーに送信されます。社外秘のコードを扱う場合は、ローカルLLMの利用や利用規約の確認を行ってください。
  • Gitを使うことが前提:Aiderの変更管理はGitに依存しています。Gitを使っていないプロジェクトでも動きますが、変更履歴の管理がしにくくなります。
  • 料金・仕様は変わることがある:AIモデルのAPIの料金や利用条件は頻繁に変わります。契約・利用前に必ず公式サイトで最新情報をご確認ください。

主な機能

  • ターミナル(コマンドライン)上でAIと対話しながらコードを書く・修正するペアプログラミング
  • Claude・OpenAI・Gemini・DeepSeekなど100種類以上のLLMに対応し、OllamaでローカルLLMも利用可能
  • コードベース全体をマップ化してプロジェクトの構造を把握し、大規模なリポジトリでも的確に動作
  • AIが変更したコードを自動でGitにコミットし、差分確認や元に戻す操作を既存のGitツールで行える
  • linterやテストを自動実行し、問題が検出された場合はAIが自動修正を試みる
  • チャットに画像やWebページのURLを貼り付けてコンテキストとして渡せる
  • 音声入力でAiderに指示を出すことも可能(マイク対応環境)
  • Python・JavaScript・TypeScript・Go・Rust・Ruby・PHPなど100以上のプログラミング言語をサポート

メリット・デメリット

メリット

  • ツール自体は完全無料のオープンソースで、AIモデルを自分で選べる自由度が高い
  • Gitとネイティブに統合されており、変更履歴の管理・ロールバックが自然なワークフローに収まる
  • 使用するLLMを自由に切り替えられるため、コスト・性能のバランスを自分で最適化できる
  • ローカルLLM(Ollama経由)を使えば完全にオフライン・無料運用も可能
  • コードベース全体をコンテキストに乗せるリポジトリマップが大規模プロジェクトでも機能する

注意点・デメリット

  • GUIがなくターミナル操作が必須のため、コマンドラインに不慣れな初心者には敷居が高い
  • ツール自体は無料でも、高性能なクラウドLLM(Claude・GPT-4oなど)を使うとAPI料金が発生する
  • CursorやGitHub Copilotのようなエディタ内での補完機能はなく、対話型チャット中心の操作になる
  • セットアップ(Python環境・APIキーの設定)に一定の技術知識が必要

こんな人・場面におすすめ

  • 毎日ターミナルで開発するエンジニアが、Gitワークフローを崩さずにAI支援を取り入れたい
  • 既存のコードベースをリファクタリング・バグ修正・機能追加したい
  • 特定のAIモデルをコスト・性能面で使い分けながらコーディングしたい
  • オフライン環境やプライバシー重視の環境でローカルLLMとペアプログラミングしたい
  • 複数ファイルにまたがる大規模な変更をAIに一括で依頼したい
  • オープンソースツールを好み、ベンダーロックインを避けたいエンジニア

よくある質問

Aiderは完全に無料で使えますか?

Aider自体は無料のオープンソースソフトウェアです。ただし、高性能なAI回答を得るにはOpenAI・AnthropicなどのクラウドLLMのAPIキーが必要で、使用量に応じた料金が発生します。Ollamaなどでローカルモデルを動かせばAPI料金はかかりません。最新の料金は各AIプロバイダの公式サイトでご確認ください。

プログラミング初心者でも使えますか?

Aiderはターミナル操作(コマンドライン)が必須で、Pythonのインストールやコマンド操作に慣れていることが前提になります。GUIのないCLIツールのため、プログラミングや開発環境に不慣れな方には敷居が高めです。初心者の方にはCursorやGitHub CopilotなどGUIベースのツールが向いているかもしれません。

どのAIモデルが使えますか?

Claude(Anthropic)、GPT-4o・o1・o3(OpenAI)、Gemini(Google)、DeepSeek、Mistralなど100種類以上のモデルに対応しています。Ollama経由でローカルLLMも動かせます。どのモデルを使うかは自分で選べるので、コストとパフォーマンスのバランスを自分で調整できます。

GitHub CopilotやCursorとどう違いますか?

GitHub CopilotやCursorはVSCodeなどのエディタに統合されて使うGUIツールですが、AiderはターミナルだけでGitとともに動くCLIツールです。Aiderの強みはモデルの自由な選択・GitとのネイティブなI連携・完全オープンソースである点。コードエディタのUI補完より、チャットで指示を出して複数ファイルを丸ごと変更するワークフローが得意です。

Windowsでも動きますか?

はい、Windows・Mac・Linuxの主要環境に対応しています。Pythonとpipが動く環境であればインストールできます。Windowsの場合はWSL(Windows Subsystem for Linux)を使うとよりスムーズに動作する場合があります。

コードの変更を元に戻せますか?

はい。AiderはAIが変更したコードを自動でGitにコミットするため、不満な変更はいつでも`git revert`や`git reset`で元に戻せます。Gitの使い方を知っていれば、安心して試行錯誤できます。