
NotebookLM発表。自分の資料をもとにAIへ相談する流れへ
Googleは2023年7月12日、NotebookLMを発表しました。資料をもとに質問できるAIノートの考え方を初心者向けに整理します。
何が発表されたか
Googleは2023年7月12日、Project TailwindをNotebookLMという名称で展開し始めたことを発表しました。公式ブログでは、Google Labsの実験的な取り組みとして紹介され、ユーザーが選んだ情報源をもとに、要約、説明、アイデア出しを支援するAIノートとして説明されています。
一般的なAIチャットは広い知識から答えますが、NotebookLMの特徴は「自分が入れた資料」を中心に答えを組み立てることです。授業ノート、調査資料、会議メモ、PDFなど、散らばった情報を読み直す時の補助として注目されました。
初心者に何がうれしいか
初心者にとって大きいのは、AIへの質問がしやすくなることです。何も材料がない状態で「教えて」と聞くより、資料を入れて「この中で大事な点は?」「初心者が先に読むべき部分は?」と聞くほうが、目的がはっきりします。
また、資料を読む順番を整えられるのも便利です。長いPDFを最初から最後まで読もうとすると疲れますが、まず概要をつかみ、重要な章を見つけ、疑問をメモする流れなら続けやすくなります。機械が苦手な人でも、「資料を置いて、質問する」という使い方ならイメージしやすいです。
さらに、AIの答えを資料に戻して確認する習慣を作りやすい点も大切です。検索で拾った情報をそのまま信じるのではなく、自分の手元の資料を中心に考えるため、勉強や仕事の下調べで「どこに書いてあったか」を意識しやすくなります。
まず試すなら何をするか
まずは、自分が権利を持っている短めの資料で試しましょう。10ページ前後のPDF、講座メモ、公開資料などがおすすめです。最初の質問は「この資料を3行で要約して」「初心者がわかりにくい言葉を5つ教えて」「次に確認すべきことは?」くらいで十分です。
答えが出たら、気になる部分を元資料に戻って確認します。NotebookLMは読む順番を助ける道具として使うと、安心して活用できます。
複数の資料を入れる場合は、最初から大量に入れすぎないほうが扱いやすいです。まず1つのPDFで要約の雰囲気を見て、次に関連資料を1つ追加し、答えがどう変わるかを比べると理解が進みます。
注意点
2023年7月12日の発表時点と、現在のNotebookLMの提供地域、対応ファイル、言語、利用条件は変わっています。資料をアップロードするサービスなので、個人情報、社外秘、契約書、未公開資料を入れる前に、利用規約と組織のルールを確認しましょう。AIの要約は便利ですが、最終判断は元資料で確認することが大切です。
参照リンク
- Introducing NotebookLMGoogle Blog / 2023-07-12
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