Geminiでスライドを丸ごと生成できることを発表資料ボードで示すもこのサムネイル
Gemini業務効率化

Gemini in Google Slidesで丸ごとプレゼン生成。あとから直せる下書き作りが楽に

Googleは2026年6月30日、Gemini in Google Slidesで複数枚の編集可能なスライドを作れる機能を発表しました。初心者向けに要点を整理します。

  • Gemini
  • Google Slides
  • プレゼン作成

何が発表されたか

Googleは2026年6月30日、Gemini in Google Slides で複数枚のプレゼン資料をまとめて作れる新機能を発表しました。公式案内によると、1回のプロンプトから複数スライドの下書きを生成できるだけでなく、Google Drive上の資料を参照させたり、既存の別スライドを見本として渡したりして、内容と見た目をそろえやすくなっています。

大事なのは、できあがるスライドが画像のような固定物ではなく、あとから普通に編集できるGoogle Slidesの資料だという点です。Geminiは関連するDriveファイル、メール、チャットも候補として提案し、必要に応じて内容を足せると説明されています。さらに、いきなり完成版を出すのではなく、トーンや対象読者を確認する質問が入り、アウトラインを見てから本編スライドを作る流れになっています。

初心者に何がうれしいか

初心者にとって一番助かるのは、「白紙から1枚目を書き始める負担」が減ることです。プレゼン作りは、文章を書くより前に、何枚に分けるか、順番をどうするか、どこを強調するかで止まりやすいです。Geminiが最初の構成案とたたき台を出してくれるなら、ゼロから悩む時間を減らせます。

また、あとから直せる形式なのも大きな利点です。AIで作った資料は便利でも、画像として固まってしまうと、言い回しの修正、順番の入れ替え、色の調整、図の差し替えが大変です。今回の機能はGoogle Slidesの編集しやすさを保ったまま下書きを作る方向なので、「AIに全部任せる」のではなく「AIで土台を作って、自分で整える」使い方に向いています。

まず試すなら何をするか

最初は、5枚前後の短い社内共有や授業用の説明資料で試すのがおすすめです。たとえば「新しいサービス紹介を5枚で」「会議の要点を上司向けに簡潔に」「旅行の行程案を家族向けにやさしく」といった、用途と相手がはっきりした依頼が向いています。関連する文書や既存スライドがあれば、一緒に渡した方がまとまりやすくなります。

見本のスライドを1つ添えるのも効果的です。Googleの案内では、別のプレゼン資料をスタイル参考として付けられるため、会社や学校でいつも使っている見た目に寄せやすくなります。作られたアウトラインをそのまま採用するのではなく、「この順番で伝わるか」「1枚に情報を詰め込みすぎていないか」を先に見ると、あとで直す量を減らせます。

注意点

Googleの公式案内では、2026年6月30日の開始時点でこの機能は英語のみ対応とされています。また、展開開始は2026年6月29日で、Business Standard/Plus、Enterprise Standard/Plus、Google AI Pro/Ultra、Google AI Pro for Education、AI Expanded Accessなど、使える契約が分かれています。さらに少なくとも2026年8月1日までは、試しやすいよう高めの利用上限が案内されていますが、その後の上限は変わる可能性があります。

プレゼンのたたき台が速く作れても、内容の正確さまで自動で保証されるわけではありません。数字、日付、社名、引用、社外向けの説明は必ず人が確認してください。特に会議資料や営業資料では、AIがそれらしく補った表現が誤解を生むこともあります。実際に使う前には、Google Workspace公式の最新案内と自分のプランでの提供状況を確認すると安心です。

参照リンク